「苦いビールを飲みたい!」
「苦いビールってどんなのがあるんだ?」
ビールが好きな人は、味はもちろん、あのビール特有の苦味が好きな方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「ビールの苦味が好き・苦いビールを知りたい」そんな方に向けて記事を書いております。
おすすめの苦いビールと、苦いビールならではの楽しみ方を紹介していますので、ぜひ楽しみながら読み進めてみてください!
苦いビールの基準はあるの?
苦いビールの基準をおさらいしておきましょう。
あえて苦いビールを探すほどツウなあなたは、きっとビールの苦味についてもよく知っているでしょう。
簡単に苦味の基準と、苦いビールの代表を紹介します。
IBUとは?
ビールの苦味の基準は、IBUという単位で表され、「国際苦味単位」のことです。
ビールの種類によっては、パッケージやボトルにIBUの数値が記載されているので、選ぶ際の基準にできますね。
ちなみに日本国内の大手ビールメーカーの代表的なビールでは、20前後のIBUです。
苦いビールの代表的な種類は?
ビールには、ピルスナーやIPA、スタウト、フルーツビールなどさまざまな種類がありますが、なかでもIPAが苦いビールの代表です。
IPAはIndian Pale Ale(インディアン・ペール・エール)の略で、18世紀末にイギリスからインドへ輸入するために造られたビールです。
18世紀ごろは今と違い、飛行機や冷蔵設備などもないので、船を使って海上輸送していました。長い航海でビールが傷まないように、防腐剤の役割としてホップを大量に入れて運んだそうです。
ホップがビールの苦味を左右するので、大量のホップを入れたことで、IPAビール特有の苦味や香りが非常に強くなったのでしょう。
おすすめの苦いビール4選!
ここでは筆者が厳選したおすすめのビール4選を紹介します!
それぞれIBUの数値も違うので、飲んだことがないビールがあれば、ぜひトライしてみてください。
よなよなエール 41IBU
よなよなエールは、ヤッホーブルーイングが提供する代表的なクラフトビールで、ご存知の方も多いかもしれません。
「カスケード」というアロマホップを使い、改良を重ねたレシピで、苦味の中に柑橘系の爽やかな香りを楽しむことができます。
IBUは41で、ほどよい苦さを楽しめるでしょう!
インドの青鬼 56IBU
インドの青鬼も、よなよなエールと同じヤッホーブルーイングのクラフトビールです。
IPAという種類のビールで、アルコール度数もIBUも高く、ビール好きのために造られたようなビールです!
ホップが多く使われているIPAならではの、香りと苦味を楽しめます。
IBUは56です。
ストーンIPA 71IBU
ストーンIPAは、アメリカのサンディエゴに拠点をかまえるビールカンパニーの商品です。
IBUが71と高く、パッケージのような力強さを感じる苦味を楽しめます!
またしっかりとした苦味のなかにも、レモンやシトラスを思わせるようなフルーティーの香りを感じられます。
ギルガメッシュ ダブルIPA 87IBU
こちらのビールはギルガメッシュというアメリカの会社のビールです。
名前が難しいのですが、「ダグ フェロウシャス」と読み、猛々しいという意味。
その意味の通り、87IBUという苦味とアルコール度数も8.7%とかなり高いですね!
ダブルIPAなので、通常のIPAよりもさらにホップを大量に使いビールが造られています。
グビっと飲むのではなく、ゆっくりチビチビと飲んで苦味と香りを楽しみたいビールでしょう。
苦いビールならではの楽しみ方!

この記事で紹介したような、苦いビールならではの楽しみ方を紹介します。
- 専用のグラスに注いで楽しむ
- 少しぬるめの温度で楽しむ
- ゆっくり少しづつ飲んで楽しむ
- 食事と楽しむ
苦いビールはIPAが多いですが、IPAを楽しむために上部が広がった専用グラスがあります。
専用グラスを使うことで、ビールの色と、口に含む際に香りの広がりを楽しめます。
IPAのような苦めのビールは、キンキンに冷やして飲むのではなく、10度から13度くらいの少しぬるい温度で飲みます。
ゴクゴク飲むビールではなく、ゆっくりと味や苦味、香りを楽しむビールだからこそのぬるめの温度です。
またそんな苦いビールと一緒に食事を楽しむのもおすすめです!苦味の強いビールは、それだけで存在感があるので、ビールに負けないような、味付けの濃ゆいものや、辛いものとの相性が良いです。
まとめ
この記事では、苦いビールの種類とおすすめのビールを紹介しました。
ビール選びに迷った時は、IBUを参考にビールを選んだり、注文してみるといいのではないでしょうか。
紹介したビール以外にも、IBU数値やIPAビールを参考にして、苦いビールを探してみてください!