「クラフトビールって種類がいっぱいあって飲み方がわからない…」
クラフトビールは甘くフルーツのような味わいのものがあったり、ラベルも可愛いものが多く、女性にも親しみやすいお酒です!しかし種類の多さに戸惑う方も多いのではないでしょうか。
また種類ごとでいろいろ飲み方があると言われたらもう大変ですよね。
そこで本記事では、
- クラフトビールの飲み方を知りたい
- 一味違った楽しみ方・飲み方をしてみたい
- 女子会でクラフトビールを準備して楽しんでみたい
こんな方に向けて記事を書いております。
記事を最後まで読むことで、クラフトビールの飲み方や選び方に困らなくなり、自宅での楽しみ方もわかります!ぜひ最後まで読み進めてみてください。
クラフトビールの飲み方を知ろう!

「キンキンに冷やしたビールをジョッキに注いで、一気に飲む!」
これが一般的なビールのイメージではありませんか?
しかしクラフトビールは違います!もちろんキンキンに冷やしてゴクッと飲むものもありますが、スタイルによって飲み方や適温やグラスが違うのも特徴です。
それぞれのビールの特徴を活かし、香り・色・味を楽しみながら飲むのがおすすめの飲み方です。
以下で、スタイルごとの飲み方とクラフトビールの選び方を紹介しているので参考にしてみてください。
クラフトビールの飲み方!7つのスタイルを紹介!
クラフトビールは色・香り・味をゆっくりと楽しむのがポイントですが、種類によって楽しみ方も少しずつ違います。クラフトビールの種類は100種類を超え、その種類のことをスタイルといい、ここでは特に有名なビアスタイルを紹介します。
ピルスナー
ピルスナーはすっきりとしたドライな味わいと強炭酸で、喉が渇いている時や夏にぴったりのビールです。3度〜5度くらいのキンキンに冷やして飲むのがおすすめ!
グラスはビールジョッキや細長いグラスがよく合い、炭酸が登るところを見ながら楽しめます。肉料理や揚げ物など脂っこい食べ物と一緒にどうぞ!
ペールエール
ペールエールは、苦味と甘味のバランスがよく、フルーティーな味わいが特徴です。ベストな温度は12度前後で少しぬるめで飲みます。
冷蔵庫から出して15分くらい放置してみてください。最初はぬるいビールに違和感があるかもしれませんが、香りと味わいをゆっくり楽しみながら飲んでいるとクセになるかもしれませんよ!
ヴァイツェン
ヴァイツェンはドイツで生まれたビールで、苦い味が苦手な方にはおすすめです。小麦麦芽を50%以上使用し、バナナのような香りが特徴で、綺麗な薄黄色をして、苦味が少ないです。
適温は9度前後で、冷蔵庫から出して10分ぐらいが目安です。上部が膨らみ緩やかに湾曲したフォルムのグラスに注いで楽しみます。
IPA
インディア・ペール・エールの略です。普通のペールエールはイギリスが発祥ですが、そのビールをインドに持ち込んだのがインディアンペールエール。
インドまでの長旅をするために防腐用のホップを大量に入れて作っているので、苦味は強いです。フルーティーな香りも強いので、クラフトビールに慣れてきた方におすすめです!
グラスはIPAグラスといって上部が広がり、下部が波打っている特徴的なグラスで飲むのがおすすめです!適温は12度前後です。
フルーツビール
フルーツビールはその名の通り、柑橘系やチェリーなどのフルーツを副原料にして作られたビールです。日本ではレモンビールが有名でおすすめです。
使われているフルーツによって色・香り・味は全然違います。またラベルも可愛いものが多いので、目でも楽めます。ワイングラスのような足のあるグラスに注ぐとフルーツの香りを存分に楽しめます。適温は9度前後です。
スタウト
スタウトは黒色系のビールで、飲み口はどっしりしています。そのためゆっくりと少しずつ飲むのがおすすめです。
チョコレートやコーヒーのような香ばしい匂いが特徴で、苦味と香りを楽しめます。グラスは下部にくびれがあるタイプのグラスを使うことでスタウトの香りと苦味をより味わえます。適温は9度です。
バーレイワイン
バーレイワインはクラフトビールの中でもアルコール度数が高く、ワインのような複雑な味わいが特徴です。麦から出来たワインと言われているので、普段からお酒を飲む方や、アルコールに強い方にはおすすめです。
強いアルコールの中に甘さも感じられます。複雑な味わいなので、少しづつ口に含んで味わってみてください。
ワイングラスに注いで楽しむのがおすすめです。適温は12度です。
クラフトビールの種類に関してより詳しく知りたい方はこちらの記事ものぞいてみてください!
クラフトビールを選ぶ際のポイントは?

実際にクラフトビールをバーで注文したり、取り扱っているお店で購入して飲みたくても、種類が多くどのように選べばいいかわからないという方もいるでしょう。
選ぶさいのポイントは3つあります。
- クラフトビールの味の単位
- 自分の好きなスタイル
- 自分の好きなラベル
このような選び方をおすすめしてます!
クラフトビールの味を表現するのにSRM,IBU,ABVという3つの単位を使用します。
SRM | 色の濃さを表す単位 | 0〜40+で表現されます。薄黄色は0〜10、オレンジ色は11〜20、黒色は21〜40+で分けられます。色は口にふくんだ際の飲みやすさに関係してます。色の薄い方が、爽やかで飲みやすく、色が濃い方がずっしり重いイメージです。 |
IBU | 苦味を表す単位 | 数値が低い方が苦味が少なく、数値が高い方が苦くなります。日本でよく飲まれるビールの平均が20前後です。クラフトビールでは、IPAは大体40〜70と高めで、逆にヴァイツェンは8〜15と苦味が低めのビールです。 |
ABV | アルコール度数を表す単位 | この数値も高くなるほどアルコール度数は高くなります。アルコールは強くないけど、クラフトビールの香りや味を楽しみたい人はこの単位が低いものを選んで見ましょう。 |
またクラフトビール専門店やバーでもこれらの単位で表していないお店もあります。
その際は自分の好みのスタイルから選ぶことをおすすめします。同じスタイルであってもビールによって麦芽の量などで香りや色も違うので、新しい発見もあり楽しめるのではないでしょうか。
また販売されているビールは、ラベルがおしゃれで可愛いものも多く、見た目で選ぶのもあり!
もしビール選びに迷ったら好みのラベルで選ぶのも面白いかもしれませんよ!
クラフトビールが楽しくなる、一味違った飲み方は?

上記では、スタイルごとの飲み方を紹介しましたが、飲み方に決まりはありません。楽しく飲んで、その中で味わっていくことがクラフトビールの醍醐味です!
ここではクラフトビールの一味違った楽しみ方・飲み方を紹介します!
温度で味の変化を楽しむ
クラフトビールはそれぞれで適温があると言いましたが、飲んでいるうちに室温や手の温度の影響を受けます。その温度の変化をあえて楽しむのも面白いです!
例えば、ちょっとぬるめで飲むペールエールやバーレイワインなどは、適温よりも冷たくして飲みはじめ、徐々に味の変化を楽しんでみてはいかがでしょうか。
香りと色を楽しむ
香りはクラフトビールにとって大切な要素です。同じスタイルでもビールによって香りが違うので、香り比べしてみるのも面白いですよ。
自宅で飲むときには、ぜひグラスに注いでみてください!しっかりとした麦の香り、甘い香り、フルーツ系の香り、チョコレートのような香りなど、ビールごとに香りの個性があり、ビアグラスに注いで色と共に楽しんでみてください。
ビアカクテルを作って楽しむ
ビアカクテルをご存知ですか?ビアカクテルは、ビールをベースにしてジュースで割ったり、フルーツを加えたりして作るカクテルのことです。
特別な材料はいらないので、自宅でも簡単に作れます。見た目にも鮮やかで、女子会で作って楽しめば盛り上がるのではないでしょうか!
ビアカクテルに関してはおすすめの記事があるのでご覧ください。
ラベルを楽しむ
クラフトビールのラベルはおしゃれで可愛いので、選ぶだけでも楽しいですね!
またインスタ映えするようなビールも多くあるので、ヴィジュアルで楽しむのもありではないでしょうか。
クラフトビールと一緒に楽しめる料理を紹介!

クラフトビールを飲むときに一緒に楽しめるのがお料理です!クラフトビールと一緒に楽しめるお料理やおつまみを紹介しますので、女子会や友達とパーティーする時にぜひ活用してみてください。
- シンプルなオイル系パスタや白身魚のカルパッチョ(ペールエール、ヴァイツェン)
- チーズの盛り合わせやグラタン(ヴァイツェン)
- フルーツ(ヴァイツェン)
- ダークチョコレートやナッツ(ポーターやスタウトなどの黒ビール系、バーレイワイン)
- 甘いお菓子やアイスなどのデザート(フルーツビール、スタウト、)
- ハンバーガー(ペールエール、IPA、 ピルスナー)
- スパイシーなエスニック料理(IPA)
同じ系統の味と合わせると、ビールの味わいが深くなります。また逆に味を対比させると、味わいがより引き立ちます。
味の好みは人それぞれなどで、色々な組み合わせで楽しんでみてください。
クラフトビールがきっと好きになる飲み方・楽しみ方のまとめ
クラフトビールの飲み方・楽しみ方を紹介しました。一気に飲むのではなく、味・香り・色を楽しみながら、あなたのペースで飲むことが大切です。
またお料理に合わせて楽しんだり、自分だけの好きなスタイルや1本を見つけるのもクラフトビールの面白いところです!
クラフトビールの飲み方を知って、よりクラフトビールが好きになっていただけたら幸いです!最後までお読みいただきありがとうございました。