「ビールはあこがれるけれどちょっぴり苦手…」
「普段飲んでいるビール以外にも新しい味に挑戦してみたいな」
そんな方に知ってほしいのが、ビアカクテルという選択肢です。ビアカクテルはビールを使ったカクテルのことで、ビールが苦手な方でも好きな方でも楽しめます。
本記事では、ビアカクテルについて以下の内容をお伝えします。
- ビアカクテルの概要
- おすすめのビアカクテル
- ビアカクテルを作る上での注意点
この記事を読めば、お気に入りのビアカクテルが見つかること間違いありません!ぜひ参考にしてくださいね。
ビアカクテルとは
ビアカクテルとはその名の通り、ビールに何かを混ぜて作るカクテルのことです。
カクテルといえばジュースをベースに作るものが多いイメージがあると思いますが、ビールもしっかりとカクテルのベースになるんです!
ビール単体よりアルコール度数が抑えられるので、アルコールに弱い方でも「ビアカクテルなら飲める」という方も多くいます。ビールに甘い材料を足せば、ビールが苦手な方も飲めるようになりますよ。
おすすめビアカクテルのご紹介
ビアカクテルの概要について学んだところで、いよいよおすすめビアカクテルをご紹介していきます!
定番のビアカクテルから甘いビアカクテル、さらに少し挑戦的なビアカクテルまで様々なラインナップがありますので、ぜひお気に入りの一杯を見つけてみてくださいね!
定番のビアカクテル4選
ここでは、初心者から上級者まで幅広く愛されている定番のビアカクテルをご紹介します。ラインナップはこんな感じ!
- レッドアイ
- シャンディガフ
- ディーゼル
- ビターオレンジ
有名なカクテルばかりなので、もちろん知っているよ!という方もいらっしゃるかもしれません。ですが、ここで一度、改めて学んでみては?意外な発見があるかもしれませんよ。
レッドアイ
ビアカクテルの定番と言えばこれ!と言われるほど有名なのがレッドアイです。ビールの苦みをトマトジュースの酸味が和らげてくれるのが特徴。トマトジュースが好きな方やビールが苦手な方におすすめです。
レッドアイという名前の由来は、「二日酔いで目が赤くなった人でも好んで好んでいたお酒だった」という説が一般的。個人的にはビアカクテルの色からきているのかなと思っていましたが、そうではなかったようですね!
基本的な材料はこんな感じです。
- ビール 130ml
- トマトジュース 130ml
さらにこのレッドアイ、コショウやタバスコ、ウスターソースにレモンなど様々なアクセントが合うビアカクテルなんです!いろいろなアクセントを試してみて、自分好みのレッドアイを見つけるのも楽しいかもしれませんね。
シャンディガフ
こちらも聞いたことが多いであろう、シャンディガフというビアカクテル。
ジンジャーエールのピリッとした刺激とビールの苦みがマッチして飲みやすく、ビアカクテル初心者の方におすすめです。
発祥はイギリスのパブであると言われており、現地では今でも定番なカクテルなんだそうです。日本でも居酒屋で提供がある場所があるほど、有名なビアカクテルですよね。
材料はこんな感じです。
- ビール 130ml
- ジンジャーエール 130ml
ディーゼル
コーラとビールを同じ割合で混ぜて作られたのが、ディーゼルです。別名コークビールとも呼ばれ、シャンディガフとともに炭酸飲料で混ぜて作られた人気のビアカクテルです。
飲みやすさには定評があり、アメリカやドイツではレストランでも提供されるほどなんだとか。
材料はこんな感じです。
- ビール 130ml
- コーラ 130ml
注意点として、ダイエットコーラは使わないことが挙げられます。ダイエットコーラは味をぼやかしてしまう恐れがあることが理由です。
コーラを使うときは一番普通のタイプを選ぶようにしましょうね!
ビターオレンジ
さわやかなビールに甘酸っぱいオレンジジュースを合わせたのがビターオレンジです。
ビールというよりオレンジジュースのような味わいなので、ビールが苦手な方も安心して飲めること間違いなし!
逆に苦さが欲しいという方は、ビールに苦みの強いIPAを使うと苦みがプラスされますよ。
材料はこんな感じです。
- ビール 130ml
- オレンジジュース 130ml
もし自分でビアカクテルを作るなら
とても魅力が詰まったビアカクテルですが、もし作ってみたい思ったときには知っておくべき注意点があります。
- 酒税法について知っておくこと
- ビールは個性が強くない種類を使うこと
- 材料を冷やしておくこと
- ビールは後に注ぐこと
それぞれ解説していきますね!
注意点①酒税法について知っておく
国税庁は自家醸造について、次のように述べています。
Q1 消費者が自宅で梅酒を作ることに問題はありますか。
A 焼酎等に梅等を漬けて梅酒等を作る行為は、酒類と他の物品を混和し、その混和後のものが酒類であるため、新たに酒類を製造したものとみなされますが、消費者が自分で飲むために酒類(アルコール分20度以上のもので、かつ、酒税が課税済みのものに限ります。)に次の物品以外のものを混和する場合には、例外的に製造行為としないこととしています。また、この規定は、消費者が自ら飲むための酒類についての規定であることから、この酒類を販売してはならないこととされています。
1 米、麦、あわ、とうもろこし、こうりゃん、きび、ひえ若しくはでん粉又はこれらのこうじ
2 ぶどう(やまぶどうを含みます。)
3 アミノ酸若しくはその塩類、ビタミン類、核酸分解物若しくはその塩類、有機酸若しくはその塩類、無機塩類、色素、香料又は酒類のかす
引用元:【自家醸造】|国税庁 (nta.go.jp)
ポイントをまとめると、以下のとおりです。
- 米やブドウ、麦は混ぜてはいけない
- 第三者に売ってはいけない
- 保管してはいけない
ビアカクテルは飲む直前に飲む分だけ作るようにして、自分だけで楽しむようにしましょう。
注意点②ビールは個性が強くない種類を使う
ビアカクテルを作るときのポイントは、ベースのビールはあまり個性が強くないものを選ぶこと。ビールの個性が強すぎると、ビアカクテルにしたときにビールと混ぜたものの良さが薄れてしまいます。
おすすめのビールはKIRINの一番搾りかハートランド。どちらもあまり個性が突出していないので、カクテルに使いたいときは非常におすすめ。ハートランドは苦みが苦手な方に、一番搾りは苦みも欲しい方に適しています。
注意点③材料は冷やしておく
カクテルのベースにするビールやその他の材料はしっかりと冷やすことも重要です。なぜならビアカクテルは氷を使わないので、ぬるいビールや材料を使うとぬるいビアカクテルが出来上がってしまうためです。使う前には冷蔵庫で冷やしておきましょう。
かといってキンキンに冷やしすぎてもビアカクテルの味が分かりづらくなってしまいます。凍らせることはせず、普通のビールと同じように冷やせば大丈夫です!
注意点④ビールは後に注ぐ
さらにもう一つ知っておきたいのが、ビールを注ぐ順番。
ビールを先に注いでしまうと泡が立ちません。そのためビールは後に注ぎ、泡も楽しめるようにしましょう。
もちろん必ず後に注がなければいけないわけではありませんが、後に注いだ方がビールの良さをより楽しめますよ!
ビアカクテルまとめ
本記事では、ビアカクテルについて解説をしました。
ビアカクテルは奥が深く、一つのカクテルを作る場合でもいろいろなアレンジを加えられることが特徴です。
ビールが苦手な方から得意な方まで、様々な方に愛されること間違いなしでしょう!
ぜひ本記事で気になるビアカクテルを見つけて、試してみてくださいね!
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